リフォーム施工例:築45年の家を新築同様の性能に大規模改修(三条市)

大規模リフォーム改修工事で新築並みに生まれ変わった古家(三条市)
大規模リフォーム改修工事に詳しい専門家、雪国住宅株式会社の坂上(長岡・見附・三条に対応)

 

4人家族、施主様40歳代、母70歳代、兄弟お2人

【床面積:118.41㎡】【工期:120日/休みを除く】

 

築45年、狭く困っているが父から受け継いだ家、愛着があり完全に壊したくない。リフォームで新築並みの耐震性・高気密高断熱にできないか?とのご要望。建築時の昭和40年代は建築に明確なルールが無く、現行基準に全く適合しない事も。どのように基本性能を上げ、基準に適合させたのか? 見事に生まれ変わった大規模改修の全貌をぜひご覧下さい。

ビフォーアフター比較【外観】

大規模リフォーム改修した古家(三条市)工事前
リフォーム前
大規模リフォーム改修した古家(三条市)工事後
リフォーム後

外壁に採用したガルバリウム鋼板ですが、屋根材に使われるものをデザインに取り入れた仕上りになっており、雪国での雪害を考慮し意匠性と耐久性を考えた仕様になっております。また、金属ばかりではバランスが悪いので部分的に木を使用しました。

ビフォーアフター比較【リビング】

大規模リフォーム改修した古家(三条市)工事前の室内
リフォーム前
工事後の室内
リフォーム後

以前は昼間でも照明をつけないと真っ暗だった家がまるで別の家に仕上りました。

ビフォーアフター比較【廊下・階段】

大規模改修工事した古家(三条市)リフォーム前の階段
リフォーム前
大規模改修工事した古家(三条市)リフォーム後の階段
リフォーム後

階段は木材だけで作りました。既製品には出せない雰囲気の仕上がりになっております。


築45年の家、大規模改修ドキュメント

サーモグラフィーカメラによる雨漏り・筋交いチェックの様子
サーモグラフィーカメラによる雨漏り・筋交いチェックの様子

事前調査

まず補助金申請(長期優良住宅化リフォーム推進事業)のファーストステップとなる第三者機関(ネグプラン)による事前調査を行いました。リフォームと言えども新築住宅よりも調査は厳しく、外観は大屋根・下屋・外壁・基礎を調査。内観は内装・床、壁の水平垂直検査・大屋根・下屋・床下のチェック、サーモグラフィー(1台数百万円するそうです)による雨漏りや筋交のチェック。所要時間は2時間30分、調査員さん埃まみれで大変でしたがお疲れ様でした。

ネグプラン様との耐久・断熱・耐震改善会議(三条市)

不適合箇所の対策立案

第三者機関(ネグプラン)、設計士(小川設計事務所)、まとめ役(日本住環境コーディネート)の3社で申請前の最終チェック。現行基準に適合するか入念に図面・仕様書を確認し、不適合個所の対策を立てました。耐久・断熱・耐震が既存住宅ではほとんどNGでしたので現行基準に適合させるのは非常困難でしたが、3社が協力して最善策を検討して解決。快適な住まいの基本指針が出来上りました。

リフォーム解体前のお祓い(三条市)

解体前のお祓い

リフォーム解体工事前のお祓いを執り行いました。新築では地鎮祭としてほとんどのお宅で行うのですが、リフォームでのお祓いもさせて頂きます。今まで長い間、家族を災害や自然の天候から守ってくれた家ですから、家の神様に感謝と今後の工事が無事に行われる事を祈願。リフォームとはいえ家に手を加える訳ですからきちんと礼をつくします。神主さんのスケジュール調整や手配もさせて頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

リフォーム解体後の骨組(三条市)

 

構造の肉眼チェック

解体工事が始まると見えない部分が露になり、問題がアチコチ出て参りました。想定してない不具合はリフォームの常、増築部分の躯体に不具合がありました。大屋根形状を変更する予定だったのですが、建築士と検討の結果、現状の雨漏り部分の欠陥改修と形状変更にとどめ、少し意匠を変える事にしました。水回り部分はシロアリに浸食されておらず綺麗な状態でした。一番の問題は基礎が無筋の状態であった事と、基礎と躯体を連結する金物をどう施工するかが今回の難しい課題になりました。

リフォーム解体後の骨組を状況確認(三条市)

関係者全員参加による状況確認

施主様・各専門業者(木工事・設備配管・基礎・塗装・部材メーカー・地盤調査会社)・建築士が一堂に会し、解体され全てが見える状態で状況確認。現状を皆で共有する事で、問題を早期に解決する事ができます。

問題点は基礎と建物が連結されておらず直下型地震で倒壊する。基礎内土間から土台下が33センチ無い。基礎が無筋。内部基礎が普通ブロック。不動沈下により床のレベル差が建築基準法を大幅に越えている。大屋根の雨漏りなど。それぞれの問題を解決しながら作業を進めました。

リフォーム工事前の工事担当責任者会議(三条市)

工事担当責任者会議

リフォーム物件の高気密・高断熱・耐震補強・劣化対策を行うにあたり、事前に施工要点を各工事担当責任者同席の上で会議を行いました。今後この様にスクラップせずにリフォームする事が一般的になる事を職人さん達にもご理解頂き配筋・防湿・防水・金物・断熱等の施工を詳しく説明。現場での指導も含めて行わせて頂くので間違った施工(第三者機関が不備と判定した)に関しては、やり直しも有り得る事をご理解頂きました。

アラミド繊維を使った住宅の基礎補強(三条市)

基礎部分から改修工事を開始

ようやく補助金申請も終わり基礎から着工。床下大引きより有効寸法33センチ以上確保、もしくは点検口の設置が必須ですが、それ以上に建物が大きく10センチ以上傾いていました。曳家を行い地盤改良するには500~600万円ほど掛かるので、代わりに基礎パッキン+補正モルタルで建屋の調整を行い水平を取りました。無筋の基礎はアラミド繊維で補修、土間は防湿コンクリートを施工しました。昭和40年代の物件はほぼ無筋ですので補強には施工し易くコストも抑えられるアラミド繊維が有効です。

構造の欠陥が見つかった大規模リフォーム物件の骨組(三条市)

重大な欠陥を発見

問題発見。過去に増築された部分で居室を優先したため通し柱が切断されていました。昔は建築にルールが無く、構造にかなり無理があり、大屋根からの荷重を支える柱の本数が非常に少ない事も分かりました。この状態で大きな地震が来た場合、倒壊の恐れがある事は見た目だけで判断できます。今回の様に躯体まであらわにする工事だったからこそ発見できた欠陥です。人命を守る事が出来てこその住まいです、表面的で安易な耐震補強や外壁や内装工事だけでなく根本を見直す事も考慮されると良いでしょう。

耐震補強工事が完了したリフォーム物件の骨組(三条市)

耐震工事完了。断熱工事開始。

地震等の災害時に接合部が外れる事を防ぐために金物で接合、第三者機関の検査を受け耐震改修は完了。断熱工事に入ります。ヒートブリッジによる壁内結露の防止の為に金属部分を熱を伝えにくくする処理を行い、壁面の隙間を埋める作業も骨組みが覆われない段階で丁寧に行いました。地味な作業ですが性能に大きな影響を与えるので気は抜けません。構造計算のもと構造用合板・金物で耐震構造になっていますので以前の住居に比べても大幅に耐震性能が上がりました。

新築みたいに綺麗になった築45年古家の外観(三条市)

外壁の施工。完成間近。

外壁材の施工も完了し、リフォーム現場もいよいよ完成に近づいてまいりました。足場が外れるのが大変たのしみになってくる時期です。

高気密高断熱になり、耐震性も強化された古家のリビング(三条市)

リフォーム工事完了

長期間に渡ったリフォーム工事が無事に完了し、新しいお家が完成しました。耐震性も現行基準に適合し安全安心な我が家に。高気密性高断熱性も実現し、過ごし易い室内環境に。以前は昼間でも照明を照らさないと真っ暗だったお家でしたが、まるで新築のような明るい仕上りに生まれ変わりました。

色々と大変な事が多い現場でしたが、苦労をした分、愛着もひとしおの1軒です。


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